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2009年11月11日

最高濃度検出井戸の汚染原因と対策等

参考資料6 最高濃度検出井戸の汚染原因と対策等

項目調査区分 濃度 (mg/L) 都道府県等 飲用の有無 汚染原因対策等
全シアン 汚染井戸周辺 地区調査 0.10 大阪府 泉佐野市 無 事業場におけるシアンの不適切な管理等によると推定
平成15年度汚染井戸周辺地区調査実施済み。事業場の敷地外へ汚染の広がりがないことを確認済み。井戸所有者に対して
測定結果の通知及び使用方法を指導済み。飲用井戸の所有者に対しては水道水利用を指導済み。事業者に対しては事業
場内における浄化対策(現在検討中)及び継続したモニタリング調査の実施・報告を指導。

概況調査0.11 
埼玉県三芳町 無
 井戸所有者に対して測定結果の通知及び井戸水の使用方法の指導を実施済み。汚染井戸周辺地区調査では、全ての井戸で不検出。汚染状況の監視を継続。汚染井戸周辺
地区調査

0.041
茨城県千代川村

汚染井戸周辺地区調査では、当該井戸のほか、1井戸で基準を超過したが、計54井戸で不検出。当該地区は、水道給水区
域であり、基準超過井戸所有者には飲用しないよう指導済み。


大阪府高槻市

事業場における鉛の不適切な管理によるものと推定
飲用指導実施済み。事業場が平成11年度から地下水浄化対策を開始、現在も継続中。調査結果は公表済み。汚染状況の
監視を継続。

六価クロム

佐賀県基山町

過去に操業を終了した事業場における六価クロムの不適切な管理によるもの平成3年に汚染が判明し汚染井戸周辺地区調査、周辺住民に対する飲用停止等の指導、上水道への切り替え実施済み。汚染状況の監視を継続。


兵庫県猪名川町

周辺に飲用井戸がないことを確認済み。井戸所有者に対して測定結果を通知し、使用方法の指導を実施。今後は定期モニ
タリング調査に移行し、汚染状況の監視を継続。

福島県安達町
井戸の所有者に、飲用指導を実施済み。同地区には近々水道が布設される予定。

兵庫県豊岡市
周辺に飲用井戸がないことを確認済み。井戸所有者に対して測定結果を通知し、使用方法の指導を実施。今後も汚染状況
の監視を継続。

総水銀

福岡県春日市

汚染井戸周辺地区調査を実施。当該地区は水道給水区域であり、井戸所有者に対しては、使用方法について指導。又、現
状では飲用利用は無いものの、改めて飲用不可を伝えている。

ジクロロメタン

群馬県万場町
 井戸所有者に対しては測定結果を知らせるとともに飲用指導を実施。汚染井戸周辺地区調査では当該井戸を含めすべての
井戸で基準超過はなし。汚染状態の監視を継続。


岐阜県各務原市
 井戸所有者に対する飲用指導を実施済み。汚染原因究明調査として汚染井戸周辺地区調査、事業場等調査を実施した
が、原因は不明。汚染状況の監視を継続。

岩手県湯田町
 汚染井戸周辺について調査を実施した結果、当該井戸以外からは、汚染は確認されない状況である。汚染井戸の所有者に対しては、飲用しないよう指導するとともに、周辺住民に対して情報提供を行った。今後は、定期モニタリング対象井戸として、継続的に汚染状況を確認することとしている。

福島県三春町

事業場における揮発性有機化合物の過去における不適切な管理によるものと推定住民説明会を開催し、井戸所有者は既に上水道に切替済み。
推定汚染原因者には、浄化対策を指導し、現在実施している。

四塩化炭素

砒素

群馬県万場町
 井戸所有者に対しては測定結果を知らせるとともに飲用指導を実施。汚染井戸周辺地区調査では当該井戸を含めすべての
井戸で基準超過はなし。汚染状態の監視を継続。

大阪府高槻市
 近隣の事業場における1,2−ジクロロエタンの不適切な管理等によると推定事業者が平成11年より地下水揚水による拡散防止対策を実施、今後も適切な浄化対策の指導及び定期モニタリング調査による汚染状況の監視を継続。

京都府福知山市
 汚染井戸周辺地区調査実施済み。飲用井戸でないことを確認済み。定期モニタリング調査による汚染状況の監視を継続。

大阪府枚方市
 汚染井戸周辺地区調査を実施済み。井戸所有者に対しては使用方法を指導済み。定期モニタリング調査による汚染状況の監視を継続。

奈良県御所市
 汚染井戸周辺地区調査を実施したが全て検出しなかった。また、周辺の事業場調査でも当該物質を使用又は製造している
ものはなかった。飲用やその他の生活用水に使用している井戸ではないが、井戸所有者には注意を促した。今後は定期モニタ
リング調査を実施する予定。

千葉県市川市
 近隣の事業所における揮発性有機化合物の過去における不適切な管理によるものと推定汚染井戸周辺地区調査実施。基準超過井戸所有者に対しては、測定結果を通知するとともに飲用指導済み。汚染状況の監視を継続。

秋田県本荘市
 事業場における揮発性有機化合物の不適切な管理によるものと推定 汚染井戸周辺地区調査実施済み。県の指導により、原因者は地下水浄化対策(地下水揚水法)を強化。今後も適切な浄化対策を指導するとともに、定期モニタリング調査による汚染状況の監視を継続。

1,1,1-トリクロロエタン

大阪府枚方市

汚染井戸周辺地区調査を実施済み。井戸所有者に対しては使用方法を指導済み。定期モニタリング調査による汚染状況の監
視を継続。
                           
シス-1,2-ジクロロエチレン

1,2-ジクロロエタン

1,1-ジクロロエチレン

宮崎県日向市
事業場における揮発性有機化合物の不適切な管理によるものと推定周辺住民への周知と共に飲用指導実施済み。汚染原因者は、井戸を設置し、地下水浄化対策(地下水揚水法)を実施中。汚染状況の監視を継続。

宮崎県延岡市

 事業場における揮発性有機化合物の不適切な管理によるものと推定周辺住民への周知と共に飲用指導実施済み。汚染原因者は、井戸を設置し、地下水浄化対策(地下水揚水法)を実施中。汚染状況の監視を継続。

埼玉県秩父市
 近隣事業所における揮発性有機化合物の不適切な管理によるものと推定周辺に飲用井戸がないことを確認済み。井戸所有者に対して測定結果の通知及び井戸水の使用方法の指導を実施済み。
 汚染源の究明のため、周辺のトリクロロエチレン使用事業所に対して、敷地内の汚染状況調査等の実施及び報告を指導して
いる。汚染状況の監視を継続する。

埼玉県秩父市
 近隣事業所における揮発性有機化合物の不適切な管理によるものと推定 周辺に飲用井戸がないことを確認済み。井戸所有者に対して測定結果の通知及び井戸水の使用方法の指導を実施済み。
 汚染源の究明のため、周辺のトリクロロエチレン使用事業所に対して、敷地内の汚染状況調査等の実施及び報告を指導して
いる。

秋田県本荘市
 事業場における揮発性有機化合物の不適切な管理によるものと推定
 汚染井戸周辺地区調査実施済み。県の指導により、原因者は地下水浄化対策(地下水揚水法)を強化。今後も適切な浄化
対策を指導するとともに、定期モニタリング調査による汚染状況の監視を継続。

1,1,2-トリクロロエタン

トリクロロエチレン

神奈川県平塚市

 当該井戸所有者に対しては測定結果を知らせるとともに地下水の使用方法の指導を実施。汚染井戸周辺地区調査を実施し、検出地点には地下水の使用方法の指導を実施。周辺に汚染源と思われる事業場がないため、監視を継続。

北海道小樽市
 平成15年度は定期モニタリング調査を実施し、汚染状況の監視を継続。飲用指導実施済み。周辺に当該物質を使用してい
る特定事業場があるが汚染原因は不明。

福島県須賀川市
 事業場における揮発性有機化合物の過去における不適切な管理によるものと推定
井戸所有者に対しては、井戸の使用方法について指導済み。推定汚染原因者に対して浄化対策を指導し、現在実施中。

大阪府八尾市
 井戸所有者に対して測定結果の通知及び飲用指導実施済み。引き続き周辺地区調査実施中。

千葉県沼南町
 平成5年度の概況調査で、現環境基準(発見当時:旧評価基準)超過を発見及び飲用していない井戸と確認。当該井戸周
辺18本の井戸からは、当該物質は検出されず、また表層汚染調査、テレビカメラによる井戸内部調査でも汚染源は特定でき
なかった。現在まで、当該井戸を含めた地区の水質調査を毎年行っているが当該井戸のみで検出している。

青森県黒石市
 井戸所有者に測定結果を通知し、地下水の飲用指導等実施済み。汚染井戸周辺地区調査を実施済み。汚染状況の監視を
継続。

セレン
茨城県日立市
 当該地区は、水道給水区域であり、当該井戸所有者には飲用しないよう指導済み。平成15年度から定期モニタリング調査を
実施。

テトラクロロエチレン

ベンゼン

千葉県市川市
 井戸所有者に測定結果を通知し、飲用指導の実施済み。市域において汚染地区を定め、汚染状況の監視を継続。


北海道端野町
平成15年度は定期モニタリング調査を実施し、汚染状況の監視を継続。飲用指導実施済み。

茨城県新治村
 井戸所有者に測定結果を通知し、地下水を飲用しないよう指導済み。汚染井戸周辺地区調査を実施済み。汚染状況の監視を継続。

広島県広島市
有自然的要因と推定汚染井戸周辺地区調査を実施。飲用指導実施済み。汚染状況の監視を継続。

鳥取県鳥取市

温泉水の混入等の自然的要因の汚染と推定 汚染井戸周辺地区調査実施済み。井戸所有者に対して、測定結果の通知及び飲用指導を実施。

岐阜県土岐市
汚染井戸周辺地区調査、飲用指導実施済み。汚染状況の監視を継続。

千葉県富津市
 市役所及び所轄保健所へ通報し飲用指導を行うとともに、汚染井戸周辺地区調査を実施した。しかし、汚染が確認されな
かったことから、当該井戸について県の研究機関で詳細調査を実施した。その結果、上総層群由来のものと推定された。平成
15年度からは当該井戸を定期モニタリング調査の対象とし、汚染状況を継続監視することとした。

鳥取県鳥取市

温泉水の混入等の自然的要因の汚染と推定
汚染井戸周辺地区調査実施済み。井戸所有者に対して、測定結果の通知及び飲用指導を実施。

大阪府泉南市
平成13年度に汚染井戸周辺地区調査を実施済み。汚染状況の監視を継続。

硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素

ふっ素

ほう素

http://www.env.go.jp/water/chikasui/hokoku_h14/ref06.pdf



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Posted by 大阪水・土壌研究会員 at 22:46│Comments(1)地下水汚染
この記事へのコメント

大阪平野の水資源を考える
−大阪周辺の水環境とその有効利用−

 大阪平野は優良な地下水腑存地帯です。しかし,被圧地下水の取水量増加に伴う減水圧の伝播による地盤沈下再発の可能性が指摘される一方で,利用が進んでいない不圧地下水では,過去の汚染が残留している上に,水圧上昇による地震時の液状化などの地盤災害が懸念されています。

 今回発表いたします研究では,大阪平野の地下水盆全体を包括する地下水流動モデルを作成し,地下水による災害を予防するために,地下水の適正利用量を見積もりました。
 また,汚染地下水の浄化法を検討し、適正な利用法を提案します。さらに,湧水などの水環境に関する野外調査やビオトープを用いた水質浄化実験を,市民団体と協力して行うというものです。

 地下水は、水の形態の中でも非常に私たちの生活と密接な関係にあり、今回のフィールドである大阪平野ばかりでなく、全国各地での「地下水問題」を解決するために、市民と一体になって同様の活動を展開していくための、第一歩となる研究発表といえます。

 日 時: 平成22年1月9日(土)13:00〜17:30

 場 所: 大阪産業創造館 4階イベントホール
      (大阪府大阪市中央区本町1丁目4番5号)

 主 催: (財)日本生命財団

 共 催: 大阪市立大学複合先端研究機構

 後 援: 環境省、国土交通省、大阪市、大阪府環境農林水産総合研究所

プログラム13:00
 開会あいさつ
  ニッセイ財団 理事長 石橋 三洋
  大阪市立大学複合先端研究機構プロジェクトリーダー 橋本 秀樹

 趣旨説明 大阪市立大学大学院 教授 益田 晴恵

13:25〜14:25
 報告1 −大阪平野の地下水環境−
 「大阪平野の帯水槽と流動性」
   大阪市立大学大学院 准教授 三田村 宗樹

 「水質から推定した大阪平野の地下水流動系」 
   大阪市立大学大学院 教授   益田 晴恵

 「地盤災害とその予防」
   大阪市立大学大学院 准教授  大島 昭彦

14:35〜15:35
 報告2 −地下水利用と環境教育−
 「汚染とその除去」
  大阪市立大学大学院 教授   貫上 佳則

 「生物汚染の現状」
  大阪市立大学大学院 教授   西川 禎一

 「ビオトープとその利用」
  大阪市立自然史博物館 学芸員  中条 武司

 「冷却装置としての地下水」
  大阪市立大学大学院 准教授 鍋島 美奈子

16:00〜17:30
総合討論 −地下水利用の理念−
 「環境保全と政策」
  進  行
   大阪市立大学 特任教授  畑  明郎
 コメンテーター
   岡山大学 教授 西垣  誠
    総合地球環境学研究所 教授 谷口 真人
    和歌山大学 理事 平田 健正
    近畿大学 准教授 中口  譲
   大阪府担当者 守口市立下島小学校教員

17:30〜
閉会の挨拶
  大阪市立大学 副学長 唐沢  力
  http://www.nihonseimei-zaidan.or.jp/kankyo/06_program.html

○定員 300名(申込締切 12月10日メ切)

○参加料 無料(お申込者には12月中旬以降に参加証をお送りいたします。)

○申し込み方法
 こちらの参加申し込み場面に必要事項を入力し、メール送信ください。
 または、市販のはがきに(1)住所(2)氏名(3)団体名・役職名(4)電話番号を記入の上、下記住所にお送りください。

○ お申込、お問い合わせ先
 〒541-0042 大阪市中央区今橋3-1-7
  ニッセイ財団環境問題ワークショップ事務局
   TEL(06)6204-4012
    e-mail:kankyou@nihonseimei-zaidan.or.jp  @は小文字に直してくださいね

    http://www.nihonseimei-zaidan.or.jp/kankyo/06_work.html


参考リンク
 大阪府水質測定計画に基づく測定結果(地下水)
http://www.epcc.pref.osaka.jp/center_etc/water/keikaku/index5.html
Posted by ATCグリーンエコプラザ水・土壌研 at 2009年11月29日 21:21
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