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2009年11月19日

ATCセミナー 土壌・地下水汚染の社会的問題の事例

■ATCセミナー 土壌・地下水汚染の社会的問題の事例■
   〜豊洲・桃花台・小鳥が丘の事例〜

 土壌・地下水汚染問題は、改正土壌汚染対策法の成立をはじめ、岡山市小鳥が丘団地住民の開発業者である両備を相手にした油工場跡地の裁判や、小牧市桃花台の地盤沈下や土壌・地下水汚染についも多くの住民が愛知県や都市再生機構と裁判をしていました。
 また、東京都江東区豊洲の埋立地のガス工場跡地の土壌汚染調査における情報公開遅れが問題にされ、採取した調査試料を廃棄しようとする東京都に対し市民が提訴しています。
 このように、本年はマイホームの土壌・地下水汚染等の問題で多くの住民が行政や大企業を相手に裁判で戦っている節目となる年ではないでしょうか。
 今回はこれらの問題に大変詳しい講師を招きし、今後の土壌・地下水汚染を考える良い機会になると思いますので、奮ってお申込ください。

ATCセミナー 土壌・地下水汚染の社会的問題の事例

■開催日時■
平成21年12月18日(金)14時〜17時20分

■プログラム■
講演1:「東京都豊洲地区の土壌汚染」〜実態と問題点〜
講師:日本環境学会 土壌汚染ワーキンググループ長 坂巻 幸雄 氏

講演2:「豊洲の土壌汚染の実態について」
講 師:NPO法人 「市場を考える会」総務・環境問題理事 野末 誠 氏

講演3:「(仮題)桃花台の地盤沈下と土壌・地下水汚染問題について」
講 師:桃花台地盤沈下問題を考える会 代表 丸山 直希 氏

講演4:「小鳥が丘団地土壌汚染現地報告と裁判経過」
講 師:小鳥が丘団地救済協議会 藤原 康 氏 岩野 敏幸 氏

総合質疑応答

■主   催■
 おおさかATCグリーンエコプラザビジネス交流会 水・土壌汚染研究部会
  http://atcwsr.earthblog.jp/
 大阪環境産業振興センター(おおさかATCグリーンエコプラザ)実行委員会・ビジネス交流会
  http://www.ecoplaza.gr.jp/business/index.html

■受講料■
 1,000円 (但し、行政担当者、おおさかATCグリーンエコプラザ出展企業、水・土壌研究部会会員は無料)

■会   場■
 おおさかATCグリーンエコプラザ内 ビオトープ・プラザ
  http://www.ecoplaza.gr.jp/access.html

■定  員■
 100名

■申し込み■
 〒559-0034  大阪市住之江区南港北2丁目1-10 ATCビル ITM棟11F
  おおさかATCグリーンエコプラザビジネス交流会 水・土壌汚染研究部会 水・土壌セミナー係 
  TEL06−6615−5887 FAX06−6614−1801  E-mail:md@e-being.jp      
  http://www.e-being.jp/work/concierge.htm

詳しくはブログで
 http://blogs.yahoo.co.jp/atcmdk/51081846.html

ATCセミナー 土壌・地下水汚染の社会的問題の事例


■土壌・地下水汚染の参考リンク■
桃花台新聞
  http://toukadai.exblog.jp/i15/

桃花台ニュータウンの軟弱地層及産業廃棄物による沈下問題に関する愛知県知事への公開質問状
  http://eritokyo.jp/independent/komaki-col0001.html

桃花台の地盤沈下と土壌汚染
  http://atcwsr.earthblog.jp/c2837.html

小鳥が丘団地救済協議会
  http://www.geocities.co.jp/kotorigaoka/



ATCグリーンエコプラザ水・土壌汚染研究部会
  http://www.ecoplaza.gr.jp/business/ws_research.html


Concept
Osaka ATC Green Eco Plaza seeks to achieve a better society through the cultivation and promotion of eco-business.
As they grow more complex with each passing year, environmental problems involving the atmosphere, water, noise, waste products, and energy demand quick movement on solutions by citizens, corporations, and local government. Osaka ATC Green Eco Plaza was conceived in the recognition that dealing with environmental problems such as these is becoming an increasingly critical imperative. The Plaza was founded to contribute to the realization of a sustainable, recycling-based society while stimulating the development of nascent eco-businesses by introducing a broad selection of cutting-edge, ecologically responsible business opportunities and practices.

A leading attraction visited by some 9 million citizens every year, ATC is one of the anchor facilities in the Cosmo Square zone, which is being developed as a new subcenter of Osaka. A growing number of facilities devoted to cultivating and promoting new industries are springing up in Cosmo Square, including the social welfare-based ATC Ageless Center, Osaka Design Promotion Plaza, and Software Industry Plaza. Osaka ATC Green Eco Plaza is a gathering place for citizens who are committed to contributing to the resolution of environmental problems through the pursuit of eco-businesses. It was founded in recognition of the need for corporations, citizens, and local government to think and act together, and in the hope that these groups will come together to form an “ideal triangle” of activism in addressing the environmental challenges facing our society.

Osaka ATC Green Eco Plaza
2-1-10 Nankokita, Suminoe-ku, Osaka City
11th Floor West, ITM Wing, ATC (Asia Pacific Trade Center)
Phone: 06-6615-5888 Fax: 06-6615-5890


?施理念
通?培?和振??境商?,???更加美好的社会?献力量。
大气、水、噪音、?弃物、能源等与?境相?的各???正逐年?向??化,?于市民、企?和自治体而言是?尽快解决的??。大阪ATC?色?保广?正是在????境??的???得越来越重要的情况下?运而生的。其?立的目的是通?广泛地介?最新的?境商?,?求尚?于萌芽期的?境商?的活性化,??造循?型社会?献力量。ATC?年聚集900万人的市民,?日本首屈一指的集客?施,是作?大阪城市副中心而正在推?基??施建?的宇宙广?地区的中心?施。此外,以福利?主?的健康中心、??振?广?、?件??广?等?求新型??的培?与振?的基地也正在依次建?中。大阪ATC?色?保广?通??境商??解决?境???献力量,是大众的广?。以企??主,众多市民和自治体的共同思考和共同行?是必不可少的。我???大阪ATC?色?保广?将孕育市民、企?、行政??一体共同致力于?境??的理想的三角?系。

大阪ATC?色?保广?
大阪市住之江区南港北2丁目1-10
ATC[?洲太平洋?易中心]?ITM大厦11楼西?
??:06-6615-5888 ?真:06-6615-5890


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ATC [??? ??? ??????]?ITM? 11? ??
TEL: 06-6615-5888 FAX: 06-6615-5890



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この記事へのコメント

桃花台城山地区等における地下水調査結果について
平成21年11月18日発表
「小牧市城山5丁目地区」並びに「小牧市立光ヶ丘小学校及び大城小学校」において、地下水汚染調査を継続的に実施しています。
今回は水銀が地下水環境基準の8.4倍検出されました。
徐々に地下水の水銀濃度が高くなって行く傾向にあります。
Posted by 住民 at 2009年11月23日 10:42

小鳥が丘団地救済協議会ブログ2009年10月23日(金) 付け

小鳥が丘住宅団地土壌汚染第13回裁判

2009年10月20日(火)16時から岡山地方裁判所353号法廷で第13回口頭弁論準備手続きが行われました。

今回は原告住民3名の陳述書を裁判所に提出しました。

前回ブログ掲載以降の裁判経過ですが、

住民訴訟第一次(3世帯)は環境総合研究所に現地地質調査分析を依頼し2009年6月13日に職員を現地に派遣してもらい住民による調査サンプル採取を行いました。

(モニター井戸水質3か所、原告敷地駐車場土壌1か所、沼川護岸擁護壁付着物1か所、合計5か所)

7月9日に調査分析報告書が送られてきましたが、護岸の付着物もはっきりと油分が検出されていました。いずれも汚染の程度は著しいものとなっていましたので早速、調査報告書は証拠として裁判所に提出しました。

裁判長は冒頭、住民訴訟第二次(18世帯)は、現在、(不動産)鑑定準備中ですと述べた後、

(裁判長)
こちら(住民訴訟第一次3世帯)は、今までの準備資料で結審に向かっていいですね。

瑕疵担保責任・不法行為で争うのですね。

当該物件は原告3名共、被告から取得したものですか?

第二次(18世帯)には時効の問題がある人がいますが、こちらは時効の問題はありませんね。

(原告代理人河田弁護士)
先日提出した各原告の陳述書で全てです。
原告2名は土地建物すべて新築物件として被告から取得したものですが、原告1名だけは、被告の仲介で、中古物件として取得していますので瑕疵担保責任ではなく不法行為で争います。
時効の問題は原告3名共ありません。


(裁判長)
では次回は原告本人尋問を、一人30分程度行い、被告反対尋問を予定します。

午前中では時間が足らないことがあるので午後の時間帯に行います。

以上のような質疑応答があり、日程調整の結果、次回は12月8日(火)13時30分〜16時30分に決まりました。

住民訴訟第二次(18世帯)は、前回原告住民が土壌改良の為の土壌調査を求めて学者の土壌調査方法等の資料を提出しましたが、調査費用の見積もりが高額になり(約7千万円)とても負担しきれない事が判明したので、調査範囲を絞り込むなどして再度調査方法を検討し費用7百万円を見積もり、原告住民と被告両備ホールディングスで折半負担を提案しました。

裁判所も被告両備に鑑定費用を半分持てという勧告を出しましたが両備側は固辞したようです。

2004年7月に岡山市水道局工事で発覚した小鳥が丘団地住宅地の土壌汚染公害問題は、発覚後5年以上経過し団地住民と宅地造成販売した両備バス?の考えが平行線のままで裁判に発展しています。2007年8月に住民3世帯が岡山地方裁判所に民事提訴したあと、住民18世帯も続いて提訴し係争中です。

戸建住宅団地の敷地足下から真黒い土壌発覚!
http://www.geocities.jp/kotorigaoka/
Posted by 被害マイホーム住民 at 2009年11月23日 10:46

今日は,岡山ではノーマイカーデーであったらしい。岡山のタクシー,バスを運行している某大手運輸会社の社員が会社まで自転車などで通勤したニュースが流れていた。

我が社こそがクリーンな会社であると(両備) 社長がインタビューに応えていた。

 この会社がかつて造成して販売した宅地が汚染されていることがわかり,その住民が損害賠償請求訴訟を起こしている事件を担当している。汚染の事実は客観的に事実として存在している。いいかげんな造成工事しかしていなかったことは,土壌のなかに造成前に違法操業をしていた廃油処理工場の廃物が含まれていることからも明らかである。

 しかもその土壌汚染のレベルはかなりの高レベル汚染である。しかし,決して責任をとろうとしない。裁判所から鑑定費用を負担したらどうかとの勧告がなされてもこれを拒否している会社である。クリーンさをアピールするのであれば,こうしたところから誠実に対応していただきたいものだとニュースを見ながら思わされた。
http://d-mc.ne.jp/blog/kawada/search.php?k=%E5%9C%9F%E5%A3%8C&d=&p=0&c=0&pn=1&f=
Posted by 被害マイホーム住民 at 2009年11月24日 21:19

大学の研究は、人類が平和に幸せな生活を実現するための研究が行われるところであり、その成果を社会に還元していくところでもある。それ故、憲法において思想・良心の自由が絶対的に保障され、それを支える学問の自由があり、大学の自治が制度的に保障されてきていた。

国立大学は独立行政法人化し、その運営には経営的感覚を必要としてきた。岡山大学は、その意味では企業との連携に成功していると指摘されている。

しかし、それでいいのだろうかと疑問に思う。今回担当している事件は、岡山大学と包括提携協定を結んでいる企業(両備)が被告である。その事件に関して、その企業を擁護する意見書・調査を実施して、裁判に証拠として提出している。
 
一定の土壌汚染があることを確認しながら、被害はないという内容である。こうした、役割を大学が果たすことによって、大学の存在理由があるのだろうか。この意見書に対抗するために、土壌汚染問題に環境政策論の立場から精力的に取り組んできている大阪市立大学の先生にアドバイスをいただくための訪問であった。一方的に先生に宿題を残す形となったが、本当に快く対応していただいた。

http://d-mc.ne.jp/blog/kawada/search.php?k=%E5%9C%9F%E5%A3%8C&d=&p=0&c=0&pn=1&f=
Posted by 被害マイホーム住民 at 2009年11月24日 21:23

企業の危機管理

 昨日,(小鳥が丘)住宅地の土壌汚染による損害賠償請求事件に関して,裁判官に今後の手続き進行の参考にしていただくために,現地で事実上の検証手続きがあった。

 庭先を10センチ程度掘ると黒い油分を含んだ土がでてきて,異様な臭いを漂わせる。その臭いは,住宅地周辺に広がり,地域全体を覆っているようであった。
 こうした,表面的にはみることのできない汚染の実態は,調査資料の数値をみるだけでは実感がないが,2メートル近く掘ってもその汚染の状況は悪化するばかりのひどさであった。こうした土地の上に住宅が建築されて,そこで,日々の生活をしている。

 販売業者(両備)は,このような汚染が存在していても,直ちに健康に影響を及ぼすことはなく,なんらの責任はないと言い切って裁判で徹底的に争ってきている。
 法的に決着がつくのはまだ相当の時間を要すだろう。しかし,このような汚染の住宅地をまともな住宅地として販売してはならないのは当然である。法的な整備が十分ではなく,その法の編み目を広げて争うとしても,企業の社会的責任は最低限あり,さらに優良企業として消費者の支持を得て成長する企業とはなりえない。こんなに汚染していても,住宅ではそこで毎日生活しているのである。

 国立大学が独立行政法人として,経営をしていかなければならないことになっている。岡山大学は,企業との連携の実績があり,経営状況はかなり良い成績のようである。この土序汚染もこの汚染企業の委託を受けて調査して,汚染の存在は認めつつも,住民に被害はないかのような報告書をだしている。この企業は,この被害者の参加していない調査の結果を,第三者機関の調査で信頼できるとこの法廷に提出している。
 企業と大学の関係がこのようなものであっていいとは思えない。経営が優先してくる研究が,住民の被害を放置し,人権を侵害することに手を貸す結果となっているのである。大学がこのような委託を受けてする調査によって,「経営」されているとしたら,大学の理念にも,もとらないか。

 誤りは,早く認めた方がいい。黒い土と異様な臭いの責任をきちんととることが,企業のイメージをあげていく。住民の生活を無視していく企業は,決して発展しない。この問題に対する徹底的に住民と闘おうとする姿勢は,最初の一歩のボタンの掛け違いを生んだのではないかと思う。
 船場吉兆は,廃業に追い込まれて初めてそのことに気づいている。

http://d-mc.ne.jp/blog/kawada/search.php?k=%E5%9C%9F%E5%A3%8C&d=&p=0&c=0&pn=1&f=
Posted by 被害マイホーム住民 at 2009年11月24日 21:26

シンポジュームに出席した。
 依頼を受けている事件に関してのシンポジュームである。日本最大の土壌汚染だろうと学者から言われている住宅地の汚染問題である。県外からも参加者があり,学者からの全国的に土壌汚染が広がりつつある実態が報告された。前に「マチベンの1円訴訟」について書いたが,今日も同じような議論があった。

 訴訟で損害賠償請求をしているが,決して金銭の要求が目的ではない。安心して暮らせる環境を確保できればそれでいいのである。しかし,そのためには汚染者,汚染された土壌を売却した会社の責任を明確にしなければならない。今回の訴訟はその責任を明確にするための訴訟である。訴訟で損害賠償請求になるのが居住者にとっては気持ちとしてしっくりこないのである。もう一つは,団地の人の結束である。

 今回の訴訟起こした一人は,相手方との交渉よりも難しいのは住民の一致した行動をとるということであるとしみじみ言われていたのが印象的であった。今日のようなシンポジュームなどをきっかけとして住民の皆さんが少しづつ一致団結していくことが,この裁判を処理する条件ではないかと思っている。
http://d-mc.ne.jp/blog/kawada/search.php?k=%E5%9C%9F%E5%A3%8C&d=&p=7&pm=7&pn=2&c=0&f=
Posted by 被害マイホーム住民 at 2009年11月24日 21:58

 裁判の中には,積極的にこれをアピールしていくものもある。裁判自体が社会に与える影響が大きく,そのことを多くの人に知って頂くことが必要な場合や,多くの支援の声をあげてもらって裁判がいい結果になるように世論を形成したいと願う場合などである。こういうときは訴訟提起する方が社会的な弱者である場合が多い。

 きょうは,有害物質で汚染された分譲地で生活する住民3名が,その分譲地を販売した会社を相手に裁判を起こし,これをマスコミに公表した。これは,住民の被害の実態をできるだけ大くの人に知ってもらって,宅地分譲者の責任を追及していくなかで,被害回復を図りたいという個人的な思いと,こうした責任を明確にすることによって,土壌汚染の問題点を明らかにし,今後の被害を発生させない対策をとらせていくという社会的な意義も考えてのことである。

 こうした裁判を起こすと被告ら大企業からはいろいろと嫌がらせを受けることがある。そんなことに負けないで訴訟を遂行していくためには社会の監視の目を必要とする。そんなこともあり,今回の訴訟提起はマスコミに発表し,公にした。こうした動きに被告側も機敏に動き,事前のあるテレビ局の調査報道が中止となったりもした。

 この訴訟提起の公表は,訴状やその他の資料を添えて司法記者クラブで説明し,その後個別に問い合わせなどに回答する。今回の場合は,訴訟提起の日を事前に知らせ,原告と一緒に裁判所に持参することにした。
 こうすることによってテレビの報道として必要な映像が確保されることになる。そしてあらかじめ通知していた時間帯に原告といっしょに裁判所にでかける。それを裁判所の前でテレビカメラが待ちかまえていて撮影するということになるのである。裁判所にはいっていくまでのところは撮影は自由であるが,なぜか裁判所は中にはテレビカメラがはいることを許さない。

 そして,提出が終わった後に原告のインタビューがなされたがこれは裁判所の敷地内ではすることが許されていない。裁判所を背景にして敷地外の外の歩道のところでなされる。裁判は公開されているというもののこうした規制は厳しいのである。

 こうして,今日の提訴行動を終えた。それまでにいろいろと準備があったが,今日のニュースには流れたのだろうか。明日は新聞報道があるのだろうか。取材があっても記事にならないことも良くあることである。これから大変な厳しい裁判が始まることになった。
http://d-mc.ne.jp/blog/kawada/search.php?k=%E5%9C%9F%E5%A3%8C&d=&p=7&pm=7&pn=2&c=0&f=
Posted by 被害マイホーム住民 at 2009年11月24日 22:01

岡山両備 小鳥が丘団地一次訴訟 

第15回口頭弁論準備手続き
H22年1月19日(火)16時00分〜 岡山地方裁判所で実施(非公開)

第14回
12月8日13時30分
原告(住民)本人尋問を行い、被告(両備)反対尋問

第13回口頭弁論準備手続
2009年10月20日に岡山地方裁判所
住民3名の陳述書を裁判所に提出


住民3名が、両備ホールディングス?(旧両備バス?)を提訴
http://www.geocities.co.jp/kotorigaoka/
Posted by 2009年12月18日ATCエコプラザは見もの at 2009年12月12日 11:13

2004年12月、両備バス?が隣接地に仮設事務所設置、当分の間毎週土曜日駐在、コミュニケーションを図る為としたが両備バス?不動産部課長が、「調査しないで買うのは住民の責任」と発言。
Posted by ATCグリーンエコプラザ水・土壌研 at 2009年12月17日 20:50

西大寺会陽祝い主は両備グループ1社 
 西大寺会陽奉賛会(伊原木一衛会長)は、2010年に500周年を迎える「西大寺会陽」の祝い主を発表した。
 祝い主は両備グループ(岡山市北区錦町、小嶋光信代表)。1社のみが祝い主となる「双宝木(もろしんぎ)」は61年ぶり。裸の男たちの中から2本の宝木を手にした福男に賞金を贈ったり、宝木を保管するなどして会陽を支える。
 同社は「発祥の地・西大寺で記念すべき500周年の年に祝い主になり、この上ない喜び」としている。

 西大寺会陽は西大寺観音院(同市東区西大寺中)で行われ、2010年は2月20日に実施。午後10時に宝木が投下される。
 問い合わせは奉賛会事務局(086―942ー0101)。
(山陽新聞)
Posted by 信者 at 2010年01月03日 22:05
色々なセミナー等の講師が両備が販売した岡山の小鳥が丘住宅団地の土壌汚染に触れるようになりました。

また、質疑応答で聴講者から日本環境協会に対して小鳥が丘住宅団地を引用して質問し、日本環境協会は答えることもあります。

何の落ち度も無くマイホームを購入した場所が、かつての廃棄物処理法に定める廃油の産業廃棄物処理施設の跡地だった。ガスがでて消防車を呼んだり、ガス警報器がなったり、お医者さんに行ってシックハウスに関する診断書を書いてもらったり、駅前で署名集めをしたりして大変なことになっています。
住民は両備ホールディングを相手に苦しい裁判を続けています。

岡山市、岡山県、環境省及び土壌汚染対策法に定める指定支援法人である日本環境協会は何か支援をしたのでしょうか、隠ぺい・無能かつ無策であると思いますが、何か問題解決に向けた動きをしていたらお教え願います。
また、小鳥が丘団地や桃花台ニュータウンの土壌・地下水汚染問題の解決に向け、何かアイデア等ありましたらお教え願います。
Posted by 土壌調査監理士 at 2010年09月26日 15:27
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